多読を開始する前に
多読を開始するにあたって、勉強しておくべき必須項目と、やっておいた方が良い推奨項目をまとめました。必須項目をおろそかにして多読を開始しても、実りは少ないでしょう。
◯ 必須項目
・語彙力
・文法力
・精読力
語彙力・文法力といった基礎力は必須です。勉強方法は、英単語・文法をご参考下さい。
多読では関係ないと思われるかも知れませんが、単語の発音・アクセントも重要です。音が分からないのに多読を開始しても、間違った音のまま黙読することになります。今後のリスニングやスピーキングの勉強を考えた時に非常にもったいないです。まずは正しい音を習得してから多読を開始することを強くオススメします。結局はこれが最短最速です。
また、リーディング(基礎)をご参考頂き、精読力をつけてから多読を行いましょう。真のリーディング力をつけるには、精読と多読のどちらも欠かせませんが、初級〜中級の方は精読を重視する方が良いと思います。
◯ 推奨項目
・スピーキング(〜瞬間英作文の中学文法まで)
・リスニング(基礎)
こちらの2つが、必須ではないがやっておいた方が良いと思う項目です。
意外とオススメなのが、スピーキングでお話しした瞬間英作文です。やるのは、中学英文法までで十分だと思います。
瞬間英作文は、スピーキングに絶大な効果がありますが、コチラでも述べた通り、リーディングにも相乗効果があると思います。英文法を知っているレベルと、アウトプット出来るレベルは全然違うからです。実際、中学英文法の瞬間英作文をマスターした後では、リーディングの正確性とスピードがかなり上がったと実感しました。
もう1つの項目が、リスニング(基礎)です。
私は英語を学ぶ上で音が再重要項目だと思っています。リーディングでは、間違った音のままでも読むことは可能です。しかし、将来的にリスニング力・スピーキング力をつけたいと考えているなら、正しい発音・アクセントで黙読しないと多読時間がとてももったいないように思います。
従って、英語の音に自信が無い方は、精聴のオススメ素材の中から1つ2つピックアップし、オーバーラッピングを行って音の習得・矯正を行うのが先決だと思います。音のトレーニングは、将来的に決してムダにはなりません。
⇒ 多読の効果 へつづく
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公開日:
最終更新日:2016/07/10