論文・マニュアル・特許などの技術文書の場合
◯良い参考書があれば、まずは1〜2冊
論文・マニュアル・特許などの技術文書に関しても、良い参考書があれば1〜2冊用意しましょう。そこから気に入った例文をピックアップする方が、体系的に練習できるので効率的だと思います。
ただ、私は特に参考書を持っていませんし、どれが最適なのかも分かりません。そもそも、技術文書の種類によっても、また、数学・物理・化学・生物・工学などの学術分野によっても、最適な参考書は異なるでしょう。自分の目で確かめて良い参考書があれば入手する、というのが良いと思います。
もし見つからなくても問題ありません。次で紹介する方法で、少しずつ使える表現をピックアップすれば十分だと思います。
◯生の技術文書からピックアップ
皆さんは、日頃どのような技術文書を扱っているでしょうか。
論文・マニュアル・特許など、人それぞれだと思います。
参考書で基礎力をつけた後は、自分が良く使う例文・単語をピックアップするのが効率的です。素材は、日頃扱っている技術文書が最適でしょう。
おすすめのやり方は、まず最も参考になる文書を1つだけ選び、最初から最後まで通して練習することです。類似表現は省いてOKです。長過ぎる文書は萎えるので、目安としては数ページまたは200〜500例文に収まる程度の文書を選びましょう。
こうすることで、その文書を作成する上で必要な表現・構文を一通りトレーニングできます。
重要なポイントは、参考にする文書をどれにするかでしょう。
スタンダードで質の高い文書である必要があります。慎重に選びましょう。繰り返しですが、ネイティブのかっこいい表現をまねるのではなく、英語を第二外国語として習得した著者の表現をまねるのが良いでしょう。英語力に定評があり、キャリア10年以上の先輩の文書があれば最高です。
【補足】 前述の通り、私はライティングに特化した練習はあまりしていません。上記の練習法は、これまでの自分の経験から、最も効率的だろうと思うものです。もし今後書く仕事が増えたら、私も上記のような方法・素材でトレーニングします。
⇒ 最低限のスピーキング力を習得して気づいたこと へつづく
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公開日:
最終更新日:2016/07/10