シャドウイングは、文字通り影のように音声を追いかけながら音読する勉強法です。
(音声) I’d like to go to the station.
(音読) I’d like to go to the station.
といった感じに、少し遅れて音読していきます。ただし、スクリプトを見てはいけません。ここがオーバーラッピングと異なる点です。
シャドウイングのやり方は、オーバーラッピングの手順(1〜7)とほとんど同じですが、手順5、6はスクリプトを見ずに行いましょう。
スクリプトを見ずにやると急に難しくなります。
初めはオーバーラッピングで使用した素材と同じもので感覚をつかんで下さい。オーバーラッピングではスラスラ音読できていたのに、シャドウイングでは詰まる箇所がでてきます。ここが、自分の弱点になります。つまり、その単語やリエゾン(音の連結)に、まだ完全に慣れていないと考えられます。同様に詰まってしまった箇所を重点的に繰り返して下さい。
もし、詰まる箇所が多すぎてイヤになる場合は、無理せずオーバーラッピングの練習に戻って下さい。英語学習では、挫折せずに継続して勉強を続ける事が何よりも大事だからです。最初は、オーバーラッピングとシャドウイングを8:2くらいの割合で練習するのが良いと思います。
慣れてきたら、シャドウイングの割合を徐々に増やしていきましょう。シャドウイングはスクリプトいらずなので、どこでも手軽にできるのがポイント高いです。
次は、精聴のための最強トレーニングと言われる「ディクテーション」のやり方を説明します。
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