< はじめに >
時間さえあれば、英語でそれなりの文章を書ける方は多いと思います。参考書、論文、特許文書などから使えそうな英文を持ってきて、必要に応じて単語を置き換えればOKです。単語も辞書で調べるだけです。ネット辞書のアルクなら、単語に加え膨大な例文が載っているので、ライティングには最適ですね。
私の場合も時間さえあれば何とかなったため、ライティングを勉強するの優先度は高くありませんでした。まずは、スピーキングをなんとかしたいと模索し、前述の瞬間英作文・クイックレスポンスにたどりつき、ひたすら練習していました。
その結果、スピーキングに対して効果絶大だったのは前述の通りですが、なんとライティング力も上がったのです。その間、ライティングの練習をした訳ではありません。
でも、考えてみれば当然です。
瞬間英作文・クイックレスポンスは、アウトプット力をつけるトレーニングなので、ライティング力に直結しても不思議ではありません。瞬間英作文で頭に英語の骨組みが入ったので、それなりの文章が、それなりのスピードで書けるようになったわけです。
そんな訳で、今のところライティング力には困っていません。「書く仕事」がそもそも多くない、というのもあります。
ただ、読者のみなさんの中には、書く仕事が多いとか、高い質を求められる、という方もたくさんいらっしゃると思います。その場合、早い段階でしっかり基礎力をつけておけば、今後の仕事が随分楽になるでしょう。
そこで本項目では、そのような方を対象に、ライティング力をつける最短最速の方法をご紹介致します。
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< 瞬間英作文・クイックレスポンスは
ライティングにも効果的 >
といっても、新しい方法をご紹介する訳ではありません。
スピーキングで紹介した瞬間英作文・クイックレスポンスをライティング用の例文で行うだけです。この2つの練習法は徹底的にアウトプット力を鍛えます。スピーキングだけでなく、ライティングにも効果てきめんです。
違いと言えば、スピーキングの時ほどスピードが重要では無いところぐらいでしょうか。スピーキングでは「日本語訳を理解してから1秒以内に英作文し始める」とお話ししましたが(コチラ)、ライティングでは5秒以内くらいで大丈夫でしょう。
次ページは、「ビジネスメール・手紙」と「論文・マニュアル・特許などの技術文書」の2つの分野について、どのような参考書・素材から例文や単語をピックアップすれば良いかをご紹介致します。
⇒ ビジネスメール・手紙の場合 へつづく
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< 応用力養成編 >
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